一時ホンダのラインナップからなくなっていたホンダのSUV、CR-Vが新型となって日本へ帰ってきた。実はこのCR-Vは、日本に先立ちアメリカや中国では導入済みとなっているモデルなのである。さて、さっそくそんな大型新人を試乗に借り出した。モデルは、EXマスターピースである。
画像: CR-V EX マスターピース。FF、4WD車ともに5人乗り、7人乗り仕様が用意される。

CR-V EX マスターピース。FF、4WD車ともに5人乗り、7人乗り仕様が用意される。

パワートレーンは2種類

新しいCR-Vに搭載されるパワートレーンは、1.5L直列4気筒ターボエンジンと2L直列4気筒エンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドの2種類が用意される。グレードは、ハイブリッドにはHYBRID EXとHYBRID EX マスターピース、またガソリン車にもEXとEXマスターピースがあり、それぞれに駆動方式としてFFと4WDが用意されている。

画像: ホンダのL15B型1.5L職列4気筒DOHCターボエンジン。最高出力190ps、最大トルク240Nmを発生する。

ホンダのL15B型1.5L職列4気筒DOHCターボエンジン。最高出力190ps、最大トルク240Nmを発生する。

SUVらしい堂々としたスタイル

全長は4605mmとなり従来より70mm長く、全幅は1855mmとなり35mm広くなった。ホイールベースも40mm延長されミドルサイズSUVらしい堂々としたスタイルを手にいれている。またボディサイズが大きくなったメリットは室内にもたらされていて、5人乗りに加え、CR-Vとしては初めて3列シート7人乗りも用意されることとなった。ただしこれはガソリン車のみの設定となる。

画像: 大きくなったとはいえ全長は4605mm、全幅は1855mm。欧州Dセグメントサイズである。

大きくなったとはいえ全長は4605mm、全幅は1855mm。欧州Dセグメントサイズである。

ハイブリッド車の燃費はすべて20km/L超えだ

ボディサイズは大きくなったが、燃費はよくなった。とくにハイブリッド車のWLTCモード燃費は、FFが21.2km/L、4WDでも20.2km/Lを実現している。このWLTCモード燃費というのは、国際的な走行モードで計測した燃費で、従来のJC08モード値より実燃費に近いというもの。ちなみに従来のJC08モード値ではFFが25.8km/L、4WDが25.0km/Lとなる。

画像: 気になる死角もなく視界はとてもいい。煩雑なスイッチ類も少ない好印象なインテリア。

気になる死角もなく視界はとてもいい。煩雑なスイッチ類も少ない好印象なインテリア。

今回試乗したのは1.5L版FFである

ハイブリッドのテスト車は少し導入が遅れるということなので、今回試乗できたのは1.5Lガソリン車前輪駆動、つまりFFの7人乗り仕様だ。最高出力は190ps、最大トルク240Nmを発揮するが、とくに最大トルクは2000rpmから発生するので街中での低中速を頻繁に使うような走りはとても軽快だ。乗り心地もいい。すべての動きが穏やかなので運転手ばかりでなくパッセンジャーのすべてが嫌な振動を感じるようなこともないだろう。室内はとても快適な空間となっていた。

画像: 自動ブレーキや渋滞追従機能付アダプィブクルーズコントロール(ACC)も標準装備され運転支援システムも充実している。

自動ブレーキや渋滞追従機能付アダプィブクルーズコントロール(ACC)も標準装備され運転支援システムも充実している。

高速道路でも試乗した。ターボで過給しているとはいってもそれでも排気量は1.5L、さすがに高速道路など車速が速くなるようなシチュエーションは苦手なのかな、と思っていたが、そんなこともなく、巡航から追い越しといった場面でも終始力不足を感じることはなかった。今回はワインディングロードには持ち込めなかったので、そこでのパフォーマンスを確認することはできなかったが、それは次回の試乗の楽しみとしてとっておきたい。ただパドルシフトも用意されているのでそれを使ってキビキビと走ってくれる、と想像できるが……。

3列目シートの座り心地は……

せっかくなので3列目シートにも乗り込んでみた。アクセスは簡単、2列目シートを前に跳ね上げるだけだ。そこはさずがにゆったりとまではいかないが、意外と座れる。長距離はちょっと厳しいかな、という印象だが、子供なら楽だし快適だろう。

シートアレンジもCR-Vの特筆すべきポイントだと言えるだろう。ラゲッジルーム容量は床上で7人乗車時は150L、5人乗車時は432L、2名乗車時は936Lとなる。さらに床下収納として26L用意されるので、ほとんどの場合、不足を感じることはないし、シートアレンジも多彩なのでそれを駆使すればかなり使い勝手はいいだろう。

さて新型CR-Vは、ヴェゼルだとちょっと小さい、多人数で乗ることがあるけどミニバンよりもカッコいいSUVが欲しいと、いう人にはおススメモデルである。再ブレークの予感がする。

CR-V EX Masterpiece(FF) 主要諸元(試乗モデル)
●エンジン:種類 直列4気筒DOHCターボ、総排気量 1496cc、ボア×ストローク 73.0×89.4mm、圧縮比 10.3、最高出力 140kW(190ps)/5600rpm、最大トルク 240Nm(24.5kgm)/2000-5000rpm、燃料・タンク容量 レギュラー・57L、JC08モード燃費 15.4km/L、●ディメンジョン&ウェイト:全長×全幅×全高 4605×1855×1680mm、ホイールベース 2660mm、トレッド前/後 1600/1615mm、最小回転半径 5.5m、車両重量 1630kg、トランクルーム容量 150/432/936、●シャシ:駆動方式 FF、トランスミッション CVT、ステアリング形式 ラック&ピニオン、サスペンション形式前/後 ストラット/マルチリンク、ブレーキ前/後 Vディスク/ディスク、タイヤサイズ 235/60R18、価格 3,814,560円

試乗モデル詳細
ホンダ CR-V EX Masterpiece(7人乗り)ボディカラー:プラチナホワイトパール、インテリアカラー:ブラック主要装備:ホンダセンシング、LEDヘッドライト、導光タイプLEDポジションランプ(アクセサリーランプ機能付)、電子制御パーキングブレーキ、マルチインフォメーションディスプレイ、運転席8ウェイパワーシート、運転席4ウェイ電動ワンバーサポート、運転席&助手席ヒーター、本革巻きステアリングホイール、18インチアルミホイール、エキパイフィニッシャー、パドルシフト、ハンズフリーアクセスパワーテールゲート、電動パノラミックサンルーフ、本革シート&専用インテリア、助手席4ウェイパワーシート、ルーフレール、3列目シートなど

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