ホンダの新型CR-Vの販売が好調。その「目玉商品」と言えば、やっぱり新たに設定されたホンダ自慢のスポーツハイブリッドモデルでしょう。最新のi-MMDの完成度は想像以上。コスパも高い!

ホンダ初「スポーツハイブリッド i-MMD」と「リアルタイムAWD」をコンビ

画像: ホンダ スポーツハイブリッドラインナップの上級仕様として、「i-MMD」はアコードやオデッセイ、ステップワゴンに採用されています。今回のCR-Vでは初めて、それをリアルタイム4WDと組み合わせて搭載しました。

ホンダ スポーツハイブリッドラインナップの上級仕様として、「i-MMD」はアコードやオデッセイ、ステップワゴンに採用されています。今回のCR-Vでは初めて、それをリアルタイム4WDと組み合わせて搭載しました。

今回、試乗したのは「 HYBRID EX Masterpiece 4WD」。ルーセブラックメタリックのボディカラーにブラウンレザーの内装色と、シックな大人の上質感が漂う最上級仕様です。本体価格は436万1040円(試乗車の仕様はオプション装備込みで440万4240円)。Honda SENSINGをはじめ、各種装備が非常に充実しています。

2Lの直列4気筒エンジンとふたつのモーターを組み合わせた「スポーツハイブリッド i-MMD」は「力強く滑らかな加速」と「V6 3Lエンジン並のトルク」そして「クラストップの低燃費」を謳う、ホンダ独自のシステムです。

第5世代となった新型CR-Vでは、このシステムにフルタイム4WDシステムをコンビ。路面の状態に合わせて後輪への駆動力を素早くしかもスムーズに配分してくれる「リアルタイムAWD」が、スポーツハイブリッドの魅力をさらに際立たせてくれるハズです。

画像: ホンダ初「スポーツハイブリッド i-MMD」と「リアルタイムAWD」をコンビ

CR−Vハイブリッドモデルの実感メリット【1.一般道編】キビキビ感が違う

画像: どんな道でもキビキビと爽快な走りが楽しい! ターボモデルに対して静粛性、快適性も高められています。

どんな道でもキビキビと爽快な走りが楽しい! ターボモデルに対して静粛性、快適性も高められています。

試乗し始めてすぐに実感できるのが、走り出しが1.5Lターボモデルよりもスムーズで力強いこと。

「モーターアシストが入るハイブリッドなんだから、当然でしょう」と思われるかもしれませんが、燃費を重視するあまり出だしがもっさりしているハイブリッド車も時にあります。

CR-Vハイブリッドの出だしの力強さは、明らかにライバルよりも一枚上手。街乗りレベルでも、よりキビキビ走り回ることができました。

ターボモデルより静粛性が高いことも、ハイブリッドモデルの特徴です。遮音材は量も質もハイブリッドモデル専用のものを採用。エンジンマウントにダイナミックダンパーを使うなど、不快な共振が生むノイズ、不快な振動までカットしました。

面白いのは、アクティブサウンドコントロールと呼ばれる「騒音調整」の機能。不快感を生み出す音のムラを音質的に均一化することで、耳につくノイズを減らしてくれるシステムです。

ハイブリッドモデルの実感メリット【2.高速道路編】EVモードを有効活用

画像: 最低地上高は4WDで200mmのゆとり。高い走破性を発揮してくれます。最小回転半径は5.5mに抑えられました。

最低地上高は4WDで200mmのゆとり。高い走破性を発揮してくれます。最小回転半径は5.5mに抑えられました。

高速道路では、落ち着きのある上質な乗り心地が楽しめます。モーター駆動用バッテリーの搭載位置を最適化することで、その「重さ」を走り味の上質感にうまく結びつけているようです。

日本ではほとんど使う機会はないかもしれませんが、最大120km/hまでEV走行ができるそうです。配分としてはモーターのみ、エンジンのみ、ハイブリッドの3つのモードをほぼ均等に動作するように調整しています。

ちなみに今回の試乗では、80km/hくらいでもEVモードに切り替わることが確認できました。エンジンそのものの静粛性も高いので、エンジンがかかったり切れたりしても不快な思いをすることはありませんでした。

もうひとつ、ダイレクトに反応するエンジン特性のおかげで、ACCの追従性がとてもスムーズです。前走車が加速してもリニアに追従してくれるので、一度セットしてしまえば基本、加減速はクルマにお任せで大丈夫です。

ちなみに今回は試せませんでしたが、渋滞追従時の加減速もまた、非常にスムーズに感じられるそうです。

ハイブリッドモデルの実感メリット【ワインディング編】これなら酔わない!

画像: ストロークをたっぷりとったサスペンション、振幅感応型ダンパーなどがしなやかな走りを演出してくれます。

ストロークをたっぷりとったサスペンション、振幅感応型ダンパーなどがしなやかな走りを演出してくれます。

ターボモデルとの違いを明確に感じられるのが、ワインディングでの走りの楽しさでしょう。道幅が狭く急なコーナーが連続する山道では、ツキのいいエンジンのおかげで力強く、テンポよく馳けめぐることができます。

大柄なSUVなのに、とても自然に、まるでコーナーに沿うように走ることができることには驚かされました。これは、車両挙動を積極的に「曲がる」方向へとコントロールしてくれるアジャイルハンドリングアシストとともに、初期の応答性を高めたリアルタイムAWDのおかげです。後輪の駆動力がバランス良く瞬時に発揮されるので、違和感なくスムーズにコーナーをクリアすることができます。

長い距離ワインディングを駆け巡ってみて驚かされたのが、無駄な姿勢変化が少ないことでした。道がうねっているようなところでも、感覚的に姿勢がとてもフラットな状態を保ってくれます。

振幅感応型ダンパーなど、足回りのセッティングが巧みなこともその理由のひとつですが、ハイブリッドモデルの場合はここでも、駆動用バッテリーの重さがメリットとして生きているようです。

姿勢が安定していれば、ドライバーの運転も自然に安定していくもの。スムーズにコーナーをクリアしていけるので、乗り物に弱い同乗者でも酔いにくくなるかもしれません。

乗りやすさ、使いやすさにこだわった創意工夫にも要注目!

画像: ボンネット左右の盛り上がりはインパクトたっぷり。このアレンジのおかげで、車幅感覚がつかみやすい!

ボンネット左右の盛り上がりはインパクトたっぷり。このアレンジのおかげで、車幅感覚がつかみやすい!

ハイブリッド車限定のインプレッションではありませんが、デザイン的に注目して欲しいワンポイントは、ボンネットからフロントフェンダー上にかけての膨らみです。見た目、シャープな印象を強調しつつ、運転席からの見切りをよくする効果もあるそうです。

新型CRーVは決して小さなクルマではありませんが、おかげで想像以上に取り回しがラク。小柄な女性でも、比較的気軽に乗りこなすことができそうです。

画像: インフォテインメント装備は写真のGathers仕様のみ。音声によるコマンドには、対応するスマホが必要です。

インフォテインメント装備は写真のGathers仕様のみ。音声によるコマンドには、対応するスマホが必要です。

乗りやすさ、という意味では温度や風量といった空調関係の調整を、ダイヤル式にしてあるところにも、開発者のこだわりが隠されています。実はこれまで、スイッチ類はタッチパネル式にするのがホンダ車のトレンドでした。

確かにタッチパネル式はデザインがスッキリしてカッコよく見えます。が、操作しても反応しているのかどうかがわかりにくいので、目視で確認する=視線をそらしてしまう場合が少なくなかったのだそうです。

画像: すっきりとした印象の中に上質感溢れるインターフェイス。運転席8ウェイパワーシートなど装備も充実。

すっきりとした印象の中に上質感溢れるインターフェイス。運転席8ウェイパワーシートなど装備も充実。

そうした反省に立って、新型CR-Vは手元を注視しなくても操作できる「わかりやすさ」にこだわってダイヤルやハードスイッチを積極的に採用しています。実際、運転していても目線を外す必要がないので、安心感と安全にしっかりつながっていることが確認できました。

乗りやすく、扱いやすく進化したホンダの新型CR−Vハイブリッドモデル。同仕様のターボモデルとの価格差は約56万円ほどですが、多彩な専用装備とともに快適性や楽しさのポテンシャルも含めて、実はとってもリーズナブルなプライスタッグと言えるかもしれません。

■ハイブリッド車専用装備
●車両接近通報装置●アクティブサウンドコントロール●SPORTモードスイッチ●EVスイッチ●エレクトリックギアセレクター●電動サーボブレーキシステム●減速セレクター
■ガソリン車専用装備
●蓄冷エバポレーター●本革巻セレクトレバー●フロアボード●エキパイフィニッシャー●パドルシフト
■最上級グレード「Masterpiece」専用装備
●ハンズフリーアクセスパワーテールゲート(イージークローザー/挟み込み防止機構付) ●電動パノラミックサンルーフ●本革シート&専用インテリア●助手席4ウェイパワーシート(スライド/リクライニング) ●ルーフレール

CR-V HYBRID EX Masterpiece(4WD) 主要諸元(試乗モデル)
●エンジン:種類 直列4気筒DOHC+2モーター、総排気量 1993cc、ボア×ストローク 81.0×96.7mm、圧縮比 13.0、最高出力 107kW(145ps)/6200rpm+135kW(184ps)/5000-6000rpm、最大トルク175Nm(17.8kgm)/4000rpm+315Nm(32.1kgm)/0-2000rpm、燃料・タンク容量 レギュラー・57L、JC08モード燃費 25.0km/L、●ディメンジョン&ウェイト:全長×全幅×全高 4605×1855×1680mm、ホイールベース 2660mm、トレッド前/後 1600/1615mm、最小回転半径 5.5m、車両重量 1630kg、トランクルーム容量 499/1061、●シャシ:駆動方式4WD、トランスミッションe-CVT、ステアリング形式 ラック&ピニオン、サスペンション形式前/後 ストラット/マルチリンク、ブレーキ前/後 Vディスク/ディスク、タイヤサイズ 235/60R18、価格 4,361,040円

試乗モデル詳細
CR-V HYBRID EX Masterpiece(4WD)ボディカラー:ルーセブラックメタリック、インテリアカラー:ブラウンレザー 主要装備:ホンダセンシング、ブラインドスポットインフォメーション、1列目シート用i-サイドエアバッグシステム+サイドカーテンエアバッグシステム Honda インターナビ+リンクアップフリー+ETC2.0車載器 8スピーカー(4スピーカー+4ツィーター)、LEDヘッドライト、電子制御パーキングブレーキ、マルチインフォメーションディスプレイ、運転席8ウェイパワーシート、運転席4ウェイ電動ランバーサポート、運転席&助手席ヒーター、18インチアルミホイール、ハンズフリーアクセスパワーテールゲート、電動パノラミックサンルーフ、本革シート、助手席4ウェイパワーシート、ルーフレールなど

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