業界屈指の「遠乗り出張頻度」を誇るMotor Magazine誌編集部スタッフが、出先で見つけた驚きの絶景ポイント、Honda車で走りまくるのがきっと楽しいドライブコースをご紹介。今回は、首都圏から約5時間ほどで摩訶不思議な風景が楽しめる、山形県は蔵王エリアのドライブを満喫してみました。神社とお城はあくまで個人的な趣味ですがぁ〜♪

GWに通行止め解除。どこまでも続くワインディングロードが快感

蔵王エコーラインは、古くからの温泉地として知られる宮城県蔵王町遠刈田から国有蔵王すみかわスノーパークを経て、山形県側の蔵王猿倉スキー場付近へとつながる国道12号線の愛称です。雪の降る季節は通行止めとなり、だいたい毎年4月下旬から11月上旬くらいまで開通しています。

画像: 山形側からの「登り」の景色。林と雪、岩山などのコントラストが興味深い。「下り」は街を下界を見下ろす感じ。

山形側からの「登り」の景色。林と雪、岩山などのコントラストが興味深い。「下り」は街を下界を見下ろす感じ。

約26kmほどのワインディングロードですが、そのクネクネ具合は半端なものではありません。片側一車線ということで遅い前走車を抜けるポイントも少なめ。それでも、変化に富んだ風景をノンビリ楽しみながら走って行く醍醐味は、また格別です。

画像: ちなみに春先の開通直後には、残雪がまるで壁のように連なる「雪の回廊」ドライブも楽しむことができます。

ちなみに春先の開通直後には、残雪がまるで壁のように連なる「雪の回廊」ドライブも楽しむことができます。

東北中央自動車道が山形市内までついに直結。アクセスが楽チンに。

さらに2019年4月から、ドライブコースとしての魅力がさらにパワーアップしていることにも要注目。たとえばこれまで首都圏からのアクセスは、宮城県側の東北自動車道白石ICから蔵王エコーラインをひた走り、途中で分岐する有料の蔵王ハイラインを経由して標高1840mの蔵王山頂に到達。そこでUターンして戻って行くのが一般的でした。

画像: 蔵王を中心にグルっと、山形県南東部を周遊する感覚。時間帯によってエコーラインの下りは混雑するので、山形側に降りることができるのは、ありがたい。©︎2019 Google

蔵王を中心にグルっと、山形県南東部を周遊する感覚。時間帯によってエコーラインの下りは混雑するので、山形側に降りることができるのは、ありがたい。©︎2019 Google

けれど東北中央自動車道の南陽高畠IC〜山形上山IC間が開通したおかげで、山形市内へのアクセスが劇的に改善。上山市や米沢市といった、地味だけど歴史的に味わい深いエリアを巡る周遊ドライブが可能になったのです。

頂点に立てば、そこは「御釜」。頂上至近まで車でアクセス可能です。

画像: 奥に見えるのが御釜こと五色沼。取材当日は青空が広がる絶好の観光日和。だったけれど、まだ凍結気味。エメラルドグリーンの「眼差し」を見ることはできませんでした。いつにない強風に、あやうく飛ばされそうにw

奥に見えるのが御釜こと五色沼。取材当日は青空が広がる絶好の観光日和。だったけれど、まだ凍結気味。エメラルドグリーンの「眼差し」を見ることはできませんでした。いつにない強風に、あやうく飛ばされそうにw

蔵王山頂・熊野岳から臨む通称「御釜」こと五色沼の景色は、雄大を通り越してまるでファンタジーのような世界。そこからさらにディープな山形の観光スポットを巡ってみるのも楽しそう。北関東エリアからなら日帰りも十分可能ですが、お泊まりするのがやっぱりのんびりできて楽しそうですね。

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