近年は海外のオークションで5万〜6万5,000ドル(約536万〜697万円)の推定落札価格がつけられ、9万2,000ドル!! (約998万円)で落札されることもあるほど、極めてプレミアム性が高い1台として世界中で認識されているのが、ホンダが1987年から販売したRC30ことVFR750Rです。そんなRC30をベストコンディションで維持するための「リフレッシュプラン」を、ホンダは6月から開始するとのことです!

単なる部品の再販ではない・・・!!

ホンダは過去にも、CB750FOUR、CB750F、そしてNSR250Rの純正部品を再販売する「Honda Heritage Parts」なる企画を実施し、大きな話題となりました。

今回6月からスタートを予定している「VFR750R(RC30)リフレッシュプラン」は、「Honda Heritage Parts」より"一歩踏み込んだ"と言えるプログラムです。新たに設立する「モーターサイクルリフレッシュセンター」にて整備を希望するRC30オーナーの車両を預かり、熟練の整備士がベストコンディションに仕上げる・・・。これは自分の愛機を完璧な状態で維持したいと考えるRC30オーナーにとっては、またとない機会と言えるでしょう。

画像: 国内仕様のVFR750R(RC30)は、1987年8月31日に148万円(1,000台限定)で発売されました。当時の「ナナハン」としては驚異的高額な価格設定が話題になりました。当時のTT-F1、そしてスーパーバイクのベース車両として、世界中のサーキットで活躍したモデルとしても知られています。 lrnc.cc

国内仕様のVFR750R(RC30)は、1987年8月31日に148万円(1,000台限定)で発売されました。当時の「ナナハン」としては驚異的高額な価格設定が話題になりました。当時のTT-F1、そしてスーパーバイクのベース車両として、世界中のサーキットで活躍したモデルとしても知られています。

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もちろん再生産する純正部品はリフレッシュプラン用だけでは・・・ということはなく、販売も予定されているので、「モーターサイクルリフレッシュセンター」以外でも自分のRC30をリフレッシュさせることができます。

なお、この「VFR750R(RC30)リフレッシュプラン」は、当時のRC30開発者や自らRC30オーナーであるホンダスタッフも中心となって進めてきたとのことで、ホンダ2輪の歴史を振り返るときに欠かすことができない名機であるRC30たちを、良い状態のまま後世に残したいという強い意思を感じさせる試みですね。

詳細は準備が整い次第発表!! とのことです

「VFR750R(RC30)リフレッシュプラン」のメニュー、再販売される部品のリスト、そして価格や申し込みから納車までの流れなどの詳細はまだ未定とのことで、準備が整い次第改めて発表されるそうです。

画像: www.honda.co.jp
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ちなみに「VFR750R(RC30)リフレッシュプラン」のウェブサイトには、RC30の当時のカタログ(PDF)もアップされています。"本物"は買えないから、せめてカタログだけでもダウンロードしておきたい・・・という、ワタシのような人にはありがたいホンダの心遣いです(笑)。

ともあれ? RC30オーナーのみなさんは、続報を楽しみに待ちましょう!

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